竹内けんはジュブナイルポルノ史上屈指の作品数を誇る
人気シリーズ神聖帝国興隆期。ハーレムシリーズの名で親しまれるこの作品郡が彼の代表作。
ページトップの画像はその中でも人気を誇るハーレムキャッスル1巻の表紙です。

ジュブナイルポルノとしてきっちりと濡場を描きながら
緻密な設定を築き、さながら歴史大河ドラマの様なファンタジーポルノを描いています。
ハーレムシリーズはしっかりとした舞台設定に基づいてはいますが
きちんとドタバタハーレムラブコメしている作品が目立ち
比較的軽い読み応えの作品が多いです。

竹内氏のポルノ作品の中でとりわけ竹内らしく
だからこそジェブナイルポルノの中で異色を放っている作品が
戦国艶武伝(壱)です。こちらも章ごとにしっかり濡場を描いてはいますが
細かいところまで史実に基づいた本格的な歴史小説となっています。
こういった作品が書けるところが竹内氏を実力派官能小説家と呼ばしめている一因でしょう。

小説家としての実力をしっかりと持った作家のジュブナイルポルノが読みたいなら
竹内けんの作品を手にとって見ることをお勧めします。

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